奥多摩 日帰り温泉

奥多摩で日帰り温泉があるのをご存知でしょうか。日本は元々太平洋プレート上の火山地帯にある島国なので、日本のほとんどの地域で温泉が出る事は出るのですが、奥多摩の日帰り温泉は近年掘り当てられたところのみではなく、南北朝の延文年間、つまり1350年ごろに開湯された由緒正しい温泉地もありその歴史の深さも伺えると思います。

残念ながら当時あった湯治場はダムの竣工時に湖底に水没してしまったらしいのですが、源泉をくみ上げるポンプを設置していたため現在ではそのポンプから配湯する事によって温泉を供給しているようです。

奥多摩の日帰り温泉は近年ブームになっていて大勢の方が訪れるといわれています。なぜブームになっているかというと諸説囁かれているのですが、首都圏にあって自然が豊かに残っているというのが一番の理由ではないでしょうか。

もちろん近年の温泉ブームの影響がなかったとは言えないと思いますが、奥多摩の山々や多摩川や奥多摩湖の美しさ自然の実りは何物にも代えられないのではないかと思いますし、東京都にあってこの自然というギャップが魅力になっているのかもしれません。

奥多摩は東京都の西部にあって、埼玉県南西部、神奈川県北西部、山梨県東部に位置する秩父多摩甲斐国立公園の東端を形成する山岳地帯などを指すといわれていますが、実際に東京都西多摩郡奥多摩町という町も存在するので、狭義にとるか広義にとるかで地域が変わると言ってよいのではないかと思います。

奥多摩 日帰り温泉

複雑な地形のために稜線が時間によって様々な変化を見せ、渓谷は素朴で日本人ならば誰もが懐かしいと思うような風景に溢れています。

また森林植生が良く新緑と紅葉の鮮やかさは日本随一で、夏や秋口などはハイキング客であふれると言います。日帰り温泉自体は都内や首都圏にも多く、その中では泉質がとても良いものもあります。

またテーマパークのような形で作られた日帰り温泉もあり、楽しみ方は人それぞれですが宿泊をしなくても十分楽しめるようになっているようです。

温泉自体も工夫が凝らされていて、ただ泉質が良いというものだけでなく、露天風呂をはじめとして洞窟風呂や砂風呂足ツボを刺激する石の敷き詰められた足湯など様々な温泉施設が考えだされているようです。

奥多摩の日帰り温泉に行く際には是非広大な自然の中で森林浴も楽しんでもらえれば良いと思います。ハイキングで森林浴を楽しんだ後、温泉につかり身も心もリラックスした状態で帰れば明日への活力の源になる事は間違いないと思います。

機会があれば是非ともお試しください。

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  • 更新:2013/03/16
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